ご挨拶

 依然コロナ禍でご多忙のことと存じますが,皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。この度GSK医学教育支援助成を受け,第1回 気道アレルギー実習セミナーの会長を拝命しました。2022年2月11日(金・祝)に名古屋ゲートタワーカンファレンスにて開催予定でしたが、新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大の状況を鑑み、WEB開催に変更とさせて頂きました。

 2019年に一般社団法人 日本喘息学会が,理事長 東田有智先生のもとに設立されました。
 喘息死が減少したとはいえ地域格差も現実には存在しており,70~80%の喘息患者でコントロールが不完全との報告もあり, 全国の喘息治療均霑化が課題であります。その解決には,Common Diseaseである気管支喘息の診断・治療を一般医の先生方にも熟知していただくことが重要と考え,2021年7月の第2回日本喘息学会総会学術大会で喘息診療実践ガイドライン(PGAM 2021)が発刊されました。
 このガイドラインは,一般医の先生方が肺機能検査,一酸化窒素濃度測定器など特殊な設備がなくても喘息診断ができるように工夫され, 診断の疑い症例には中用量のICS/LABAから開始するという極めて明解なフローチャートとしてまとめられています。当セミナーでは,基礎コース・臨床応用コースの2つのコースでそれぞれ,PGAMの解説を含めた講義と, 気道アレルギーの検査に用いられる装置などの実習を併せ持ったプログラムとしました。
 即戦力となるエキスパートの育成とともに,医師・薬剤師・看護師・介護士・リハビリ士・学生など幅広い領域の方々に参加を求め, 気道アレルギー疾患知識の底上げを目的としています。

 第1回は,各分野の第一線でご活躍中の講師陣を招いております。
 実習ですので指導できる人数に限りがありますが,エキスパートの先生方に直接質問できる貴重な時間になると確信しています。本セミナーが実り多く,受講者の皆さまの知識向上に有意義なものとなりますよう目下鋭意その準備を進めております。奮ってのご参加を宜しくお願い申し上げます。


© 2022 JAPAN ASTHMA SOCIETY ALL RIGHTS RESERVED